
遊和ひと言置き薬 vol.48 脳に良い生活習慣を~2020年3月10日配信~
こんにちは。遊和ひと言置き薬です!
最近、テレビで「MCI」という言葉をよく耳にしますね。
これは軽度認知障害のことで、記憶など認知機能に問題があっても日頃の生活には困らないくらい程度の状態を指します。
「MCI」の状態であっても、半数は認知症になりますが、半数は回復するそうです。
認知症にはこれといった薬が世界的にもない中、ますます「脳に良い食生活」に関心が高くなっています。
認知症予防に良い食事は酸化を防ぐ働きのあるものが良いと思われます。
これは、脳の60%がアブラでできていて酸化に弱いからです。
そのため認知症の研究はポリフェノ―ルという抗酸化成分からはじまり、現在も研究中です。
脳を構成する神経細胞はアブラの膜でくるまれていて、その成分はコレステロール、DHA、リン脂質などです。
近年、そのリン脂質の20%を占める「プラズマローゲン」という鶏胸肉や貝類に僅かに含まれる成分の働きが注目されています。
「プラズマローゲン」には酸化を防いで炎症を軽減し、認知症に関わる老廃物を減らす働きがあることが確認されています。脳の血流を良くするには適度な運動や十分な睡眠も大切です(^^)
次回は、3月24日(火)配信予定です!
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