
遊和ひと言置き薬 vol.65 体内の石は季節で動く ~2020年11月24日配信~
こんにちは。遊和ひと言置き薬です!
11月後半ですが、まだ比較的穏やかな気候です(^^)
これから気温も徐々に低下し、エネルギーの消費量が減るため、脂肪が溜まりやすくなります。
そのため、冬は肥満度、中性脂肪、コレステロールが夏より上がりやすい傾向にあります。
それに伴い、胆のうで胆汁が固まる「胆石」は、冬場に発生リスクが高いといえます。
尿路にできる結石は、尿量が減る夏に多くなるといわれ、尿量が多くなる冬には起こりにくいとされています。
しかし、温暖化で発汗が増し、冬でも尿量が少なくなって、今後尿路結石は増加するといわれています。
胆石・尿路結石の両方の予防に補給すると良い栄養素はカルシウムです。
カルシウムが便で増えると、胆汁を吸着して排泄することで、胆汁の新陳代謝をサポートし、胆石の予防に良いとされています。
また、カルシウムは尿路結石の原因となるリン酸、シュウ酸の吸収を妨げ便で排泄する働きもあります。
カルシウムの多い食品では海藻がおすすめです。
ぬめり成分(水溶性繊維)がカルシウムとともに胆汁を吸着し、胆石予防に良いと考えられます。
カルシウムは骨だけでなく石にも良いのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます! 次回は、12月8日(火)配信予定です!
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