
遊和ひと言置き薬 vol.10 脾~2018年8月11日配信~
~夏の終わりは『脾』に注意!~
こんにちは。遊和ひと言置き薬です!
暑さもここまで長いと心身疲労もたまりますね(^^;)
エアコン嫌いな方も、温度調節しながら使うようにしましょう。
東洋医学では、夏の終わりは『脾』の季節といわれます。
この場合の『脾』は脾臓という臓器ではなく、消化吸収の機能とされます。
冷飲食で胃腸の働きが低下する夏の終わりから秋にかけては、食べ過ぎ、飲み過ぎ、に気をつけようということです。
西洋医学でいう脾臓の働きは大きく3つあります。
・古くなった赤血球を壊して鉄を回収する
・リンパ球を作るなど免疫系の要
・白血球や血小板などの血液成分の貯蔵
ちなみに、脾臓は胃の裏にあり、急に走ると左側が痛むのは、血液が筋肉に流れ、脾臓が虚血になるからといわれています。
脾臓は免疫系なので、免疫が最も弱くなりやすい夏の終わりは要注意です。冷えや風邪を繰り返すなどの感染は脾臓に良くないとされています。温かい血液の流れが脾臓に良いようです。
夏の終わりは、東西問わず、『脾』を大切にしたいですね(^^)
次回の配信は、2018年8月25日(土)です!
この記事へのコメントはありません。