
遊和ひと言置き薬vol.114「高血圧対策には適度な運動が有効」 ~2023年2月22日配信~
こんにちは。遊和ひと言置き薬です!
冬の気温低下で気になるのが高血圧です。
血圧が上がることは血を巡らそうとする生理的反応でもありますが、乱高下で心血管障害のリスクが高まります。
高血圧には適度な運動が勧められます。体を動かすことで血流が増え、血管を広げるNOというガスが増加するからです。
特に血液の2/3が存在している「脚」を動かすことは効果的です。
時間があれば、立位ではつま先立ち、座位ではかかと上げを繰り返す習慣をつけると良いでしょう。
ただし、息を止めるような運動は、血圧が急に上がるので、体を動かすときは息を吐くことを意識しましょう。
さらに、NOは血液内の活性酸素に反応して壊されてしまうので、ビタミンCやポリフェノールなどの抗酸化成分も摂りましょう。
また、高血圧に良い食品としてお酢が勧められますが、これはエネルギー代謝の際に血管を広げるアデノシンという物質ができるためです。
お酢を摂るときは、代謝を上げるような適度な運動も一緒にすると効果的です。
これからしばらく寒いですが、少しでも体を動かす時間を増やし、寒い時期を健康的に乗り越えましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回は3月8日(水)配信予定です!
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