
遊和ひと言置き薬 vol.15 便秘~2018年10月23日配信~
~秋の気になる便秘の症状~
こんにちは。遊和ひと言置き薬です!
秋になると気候は快適な日が増えますが、お腹は快調でなく、夏より便秘で悩む方が多くなります(^^;)
これは、夏より水分をとらなくなることに加え、交感神経が刺激されやすく、便を肛門まで運ぶ蠕動運動が低下するためと考えられます。
昔の日本は、便秘症状が少なかったので、一般的に3日以上排便がなければ便秘とされ、定義も曖昧でした。
最近の便秘の定義は「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」とされ、毎日便が出ていてもすっきりしていなければ便秘ということになります。
薬としては、センナなどの刺激性のものや、酸化マグネシウムのような穏やかに効く便秘薬が多く使用されています。
ただし、腎機能の低下している人は、マグネシウムがたまりやすく、不整脈の報告もありますので、薬はなるべく短期間にして食事と生活を改善することが大切です。
食べ過ぎで腸が疲れたり、少食で便量が少ない場合は、腸への刺激が弱く、腸の働きは低下します。
特に朝は、排泄の時間とされているので、ゆったりとできる時間を持ち、腸が動きやすい状態を作りましょう(^^)/
次回の配信は、2018年11月13日(火)です!
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