遊和ひと言置き薬

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遊和ひと言置き薬 vol.60 秋には葛根湯~2020年9月8日配信~

こんにちは。遊和ひと言置き薬です!

 

これから新型コロナ感染症に加え、かぜ、インフルエンザが懸念される季節です(*_*;

 

 

 

かぜを治す特効薬はないということは、ウイルスを殺す薬がないということです。

 

 

そのため、免疫の働きを助ける高麗人蔘のような漢方薬を使う人が多くなっています。

 

 

そんな中で今葛根湯が注目されています。病原体がまだ体の奥に入っていない状態の時に、すばやく身体を温め、発熱を助けて、発汗を促し、回復を早める薬です。

 

 

 

発熱は、体が免疫を助けるために出す防衛反応で、高熱が出る時は病原体が手ごわいからです。

 

 

特に感染初期の熱はウイルスを弱らせるために必要な反応でもあるのです。

 

 

すばやく温め、発熱を助けると、感染初期に闘うマクロファージなどの自然免疫を活性化するともいわれています。

 

 

 

新型コロナウイルスもこの自然免疫の働きにブレーキをかけるのが特徴です。

 

 

葛根湯は生姜湯やくず湯にシナモン、カンゾウなどの生薬で構成された漢方薬です。

 

 

すばやく温まるのはマオウ(麻黄)という生薬が心臓の働きを高め、血流を一気に促すからです。

 

 

周囲の人がゴホゴホ始めたら、葛根湯を準備しておくと良いかもしれませんね。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます! 次回は、9月22日(火)配信予定です!

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