
遊和ひと言置き薬 vol.68 冬の血管トラブルを防ぐために ~2021年1月12日配信~
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
遊和ひと言置き薬です(^^)
冬場は血管を詰まらせる血栓の季節といわれ、心臓や脳の血管トラブルがとても多い季節です。
人の調節機能、ホメオスタシスで最優先されるのは体温の維持、そのため、寒さから体温を守るため調節機能は過剰に反応します。
末梢の血管は収縮し、血圧が上がり、血液粘度が上がって、血栓が起きやすくなります。男性は女性より血管が閉塞しやすいので、冬場の血管トラブルに特に注意が必要です。
血管の柔軟性維持のために作り出されるNO(一酸化窒素)いう物質は、血流が加速する時、より出されるため、つま先立ちでふくらはぎを緊張させ、ゆっくり下ろして緩めるような収縮・弛緩を繰り返すような運動が効果的です。
5秒手の平を押し合って急に緩める、お腹や脚に力を入れてふっと緩めるなどでも良いでしょう。
また、NOは活性酸素で壊れやすいので、ポリフェノール、ビタミンCなど血管で働く抗酸化成分がすすめられています。
特に抗酸化作用の強い海岸松のポリフェノールはNOを増やして血管の柔軟性を守ることで知られています。
収縮・弛緩の運動と抗酸化成分の多い食事で、冬の血管を守りましょう。
今年も遊和ひと言置き薬をよろしくお願いいたします! 次回は、2021年1月26日(火)配信予定です!
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