
遊和ひと言置き薬 vol.79 現代の新型栄養失調 ~2021年6月22日配信~
こんにちは。遊和ひと言置き薬です!
現代は、炭水化物や油、塩分は増え、ビタミン、ミネラルやタンパク質、食物繊維が不足する新型栄養失調になりやすいといわれています。
日本で最初の新型栄養失調は明治時代、白米を急に食べ出したことで、糖質を代謝するビタミンB1不足で起こり、多くの日本人が生命を落としたとされています。
現代においては、加工食品摂取で、炭水化物や油が多くなり、酸化した油を多く摂ることになり、肝臓にも負担がかかります。
日本で特に不足しやすい栄養素はカルシウムです。
日本は火山の国で土壌にカルシウムが少ないため、野菜にカルシウムがとても少ないのです。
尿から毎日200㎎出ていくため、それを補うため、食品では600㎎必要とされていますが、平均でも摂取量は500㎎程度だといわれています。
加工食品はリン(リン酸塩)が多いので、カルシウムの消費も多くなります。
また、大汗をかくとカルシウムは50㎎程度、汗で出ていくとされています。
新型栄養失調を防ぐには乳製品ばかりでなく、海産物、青菜、豆類などからカルシウムをしっかり摂りましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます! 次回は、7月13日(火)配信予定です!
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