
遊和ひと言置き薬 vol.80 暑い季節は消化が大切 ~2021年7月13日配信~
こんにちは。遊和ひと言置き薬です!
夏は消化が落ちやすい季節です(・_・;)
疲れを溜めないポイントは消化を健全に保つことです。
消化とは食べ物を単に分解するだけでなく、細胞やエネルギーに次元を上げて変化させることでもあり、「昇華」ともいえます。
消化は基礎代謝の30%のエネルギーを使う大仕事です。
東洋医学では胃腸の働きを「土」にたとえ、体をつくる健康の土台と考えています。
特に本格的に暑くなるこれからの時期が最も胃腸に負担がかかるので、食べ過ぎなどにも気をつけて胃の負担を軽くすることが大切です。
近年では、ストレスや胃酸を止める薬の飲みすぎで胃が弱くなり、消化の中心である小腸の消化機能が妨げられ、ガスでお腹がはる方が増えているようです。
これは胃酸の減少や大腸に押し出す力の減少で大腸に住んでいる嫌気性菌が小腸にも上ることが原因です。
胃腸の動きを高めるには、生姜、シナモン、殺菌作用のあるお酢、胆汁を増やすようなクマノイ、ウルソを配合した生薬系の胃腸薬がすすめられます。
冷たいものを食べたら温かいものを食べるようにし、胃腸の働きを守ることも大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございます! 次回は、7月27日(火)配信予定です!
この記事へのコメントはありません。