遊和ひと言置き薬

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遊和ひと言置き薬 vol.84 秋に気になる「口の渇き」 ~2021年9月14日配信~

こんにちは。遊和ひと言置き薬です!

 

 

漢方では気血水という考え方があります。

 

秋は乾燥の季節で、空気の乾燥とともに皮膚、さらにのどの渇きが気になります。

 

水の巡りが大切になります。

 

 

実はのどの異常な渇きは昔から体調が悪化しているサインと捉えてきました。

 

それは血液の粘度が高かったり、何かの血液成分が異常に多かったりすると、水で薄めて調節しようとするからです。

 

 

その際、水を欲する信号が渇きとして出てきます。

 

この異常な渇きを抑えることを「消渇」といい、その薬として日本ではクマノイや高麗人蔘が重宝されてきたようです。

 

特に渇きの代表的な病気は糖尿病で、血液の状態を良くし、のどの異常な渇きを改善すると考えられています。

 

 

一方、口腔の乾燥は緊張や唾液の不足もあります。

 

空気の乾燥や口呼吸の習慣やいびき、シェーグレン症候群という唾液腺に炎症を起こす病気もあります。

 

また、薬の副作用で唾液が出ない場合もあります。唾液が出にくい場合、涙も少なくなっています。

 

深呼吸をして緊張をとる、ホットタオルで顎や耳の横、目も温めると良いでしょう。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます! 次回は、9月28日(火)配信予定です!

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