
遊和ひと言置き薬 vol.89 「ヒートショック」 ~2021年11月23日配信~
こんにちは。遊和ひと言置き薬です!
日本では入浴での溺死が大変多く入浴中の死者は転倒も含めると19000人、ほぼ新型コロナと同じくらいの数になります。
その原因はヒートショックによる血圧の乱高下といわれています。
寒いと血圧が上がるのは熱を逃がさないための生理的反応ですが、短い時間での寒暖差で血圧が乱高下すると、脳にトラブルが起きやすく、立ち眩みや気絶などで倒れることがあるようです。
特に寒い脱衣所から熱いお湯にいきなり浸かった時に、温度差で血圧が急降下すると、意識を失い、浅いお湯で溺れる方が多いようです。
お風呂場でのトラブルを減らすには、脱衣所は暖かくすることと、熱いお湯での長めの入浴や、急に立ち上がった時は、脳の血流が低下しやすいので注意しましょう。
遅い時間帯や食直後の入浴は血管をコントロールする自律神経の働きが乱れやすいので注意が必要です。
11月26日はいい風呂の日です。入浴は深部体温を高める日本の誇る健康法でもあります。
寒い季節の節々の痛みや頻尿にも有効です。心も体も癒すひと時が、お風呂タイムですね(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございます! 次回は、12月14日(火)配信予定です!
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