
遊和ひと言置き薬 vol.92 「五臓と感情」 ~2022年1月12日配信~
旧年中はご愛顧いただきありがとうございました。本年も皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
遊和ひと言置き薬Vol.92「五臓と感情」
健康幸福長寿といわれますが、幸福とは心身両面の健康をいいます。
コロナ禍が続いていますが、オミクロンは重症化しないという話を聞くと希望を感じ、まだまだ注意が必要といわれると心が沈んだりしています。
憂いの感情は胃腸に影響し、悲しみまで行くと肺が弱くなると東洋医学ではいわれています。
東洋医学では昔から、五臓と感情とを結びつけて考えてきました。
たとえば怒りと肝の関係です。肝臓は血液をためる臓器と捉え、肝機能が悪くなると急にイライラすることはよく知られています。
急にお酒が弱くなったり、急に怒り出すようになったら肝機能の低下も考えられます。
西洋の古代医学では、肝は胆嚢にあたり、キモが据わる、キモ試しの肝(キモ)を表します。
胆汁が減ってくると意思が弱くなり、また胆汁をつくる肝臓の働きも関係しています。
メランコリーは胆汁の色が黒いことを表し、精神との関係性を表しています。
どちらにしても、イライラしたら、まず息をゆっくり吐いて深呼吸をしてみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回は1月26日(水)配信予定です!
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