
不眠症 2018年2月号
健やか通信では、毎月1回のペースでテーマにちなんだ健康情報を配信していきます。今回は「不眠症」です!
この冬から春にかけては自律神経のバランスが乱れやすくなる時期といえます。
その主たる原因として大きく3パターンが考えられます。
①気温の急激な変化
②体の代謝の活性化
③心的ストレス
この状況が続いていきますと、情緒不安定、頭痛、倦怠感、不眠症などの症状が現れることがあります。
今回は、このうちの不眠症についてのお話です。
不眠症にも種類がある
不眠症といっても状況によって種類が分かれます。
・入眠障害
→寝つきが悪い
・熟眠障害
→眠りが浅い
・早期覚醒
→早く目が覚め、その後眠れない
・中途覚醒
→夜中に何度も目が覚める
睡眠は脳の疲労回復とからだのリズムの調整をしています。
また、免疫機能を高める役割もあります。
そのため、睡眠が十分にとれていないと、日常的に集中力が低下したり、精神的に不安定になります。
疲労や倦怠感も増してきますし、風邪やインフルエンザなど感染症にもかかりやすくなるのです。
不眠症を改善するポイント
不眠症を改善していくためには、まず生活リズムを整えることが大切です。
・ 朝日を浴びる
・適度に体を動かす
・食後はゆったりできる時間をとる
ほかには以下のような対処もあります(^^)
★眠る前のお風呂
体の内部の体温(深部体温)が下がり始める時、強い眠気がきます。
眠る1時間ほど前に40℃前後の湯に10分以上つかりましょう。
深部体温をしっかり高めておくことが大事です。
★セロトニンを増やす
睡眠ホルモンは、セロトニンによって分泌が促されます。
このセロトニンは豆乳、そば、ほうれん草、アボガド、バナナ、魚介類などに多く含まれるトリプトファンを原料としています。
食事が炭水化物やたんぱく質に偏らないようにバランスよく食べましょう。
夜、眠れなくても部屋を暗くして、お腹からの深い呼吸をしながら、心も体も脱力して過ごしましょう。
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